マーチ集

高校野球に関係するマーチ集

レイモンド服部作曲

コバルトの空

印南智之指揮

航空自衛隊航空中央音楽隊

ユリウス・フチーク作曲

闘士の入場

岡田修指揮

陸上自衛隊中央音楽隊

ケネス・アルフォード作曲

海軍士官候補生

行方三博指揮

海上自衛隊東京音楽隊

かんち自身の解説

高校野球に関係するマーチを二つと、2プロのもともとの作曲家がアルフォードであることから、アルフォードの作品を取り上げることで、自衛隊三隊の演奏をお楽しみいただこうという趣向です。

まずは「コバルトの空」。これ、プロ野球が好きな人なら、TBS系ラジオのナイター中継の冒頭と最後で聴いたことのある人も多いかと思います。今ではTBSナイター中継のテーマ音楽となっており、以前東西東京大会の決勝を中継した時にも使われています。

そして、フチークの「闘士の入場」。「剣士」とも訳されることがおおいですが、フチークと言えばこの作品がもっとも有名になっています。もともとは管弦楽作品ですが、高校野球の応援など、吹奏楽で演奏される頻度も高いさくひんです。

最後に、アルフォードの「海軍士官候補生」。ユトランド海戦をモティーフに作曲されているとされています。

夫々を今回は、空自、陸自、海自の演奏でお楽しみいただきます。

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『コバルトの空』(コバルトのそら)は、ラジオ東京TBSラジオ・TBSテレビのスポーツ番組におけるテーマ音楽。レイモンド服部(服部逸郎)が作曲した。元々はクラシック調の行進曲である。

1951年12月25日に開局したラジオ東京(のちのTBSラジオ)が同日に放送した初のスポーツ番組『スポーツ・タイム』(開局日から1959年8月16日まで毎日放送されたスポーツニュース番組)の番組テーマ曲として作曲。その後、ラジオ東京や1955年4月開局のラジオ東京テレビ(のちのTBSテレビ)における様々なスポーツ番組のテーマ曲として転用された。

1965年に東京放送から発行された『東京放送のあゆみ』では、番組テーマから離れ「各吹奏楽団や日・米の軍楽団などでも好んで演奏されている。」と記述されている(「」内は引用)。

『コバルトの空』は、のちにレコード化された際のタイトルであり、ラジオ東京東京放送となって以降に番組で使用される際のタイトルは『TBSスポーツテーマ』だった。

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『剣闘士の入場』(チェコ語: Vjezd gladitor、ドイツ語: Einzug der Gladiatoren、英語: Entrance of the Gladiators)作品68は、チェコの作曲家ユリウス・フチークが1897年にブラスバンドのために作曲した行進曲。『剣士の入場』と表記される場合もある。

半音階が多用されており、元々フチークは『半音階的大行進曲』といった題名を想定していたが、彼がローマ帝国に興味を持ったことから、現在の題名となった。

曲は3つの部分から成る。最初の部分はトランペットのメロディと伴奏、二番目の部分は低音の金管楽器 (主にチューバ) が半音階で転がり進んでいく。三番目の部分はトリオでゆっくりとした旋律的な部分であり、金管低音と木管楽器コントラストが強調されている。トリオでも二番目の部分と同じような半音階的な音形がある。

曲は全体が二分の二拍子で、速さには標準的なマーチ・テンポが指示されている。しかしサーカスマーチとしては、もっと速く演奏されるのが普通である。

1910年にカナダの作曲家 ルイ=フィリップ・ローレンドー(英語版)がこの曲を小規模な編成に編曲した譜面が「Thunder and Blazes」(雷鳴と電光、といった意)という題名で北米向けに販売された。以降現在に至るまで、代表的な サーカス音楽(英語版)として人気を誇っている。サーカスではピエロの入場にこの曲が使われることもあり、そのためもあって曲名や作曲者はともかく、曲だけは広く知られている。ローレンドー版は移動式遊園地のオルガン (フェアグランド・オルガン) 用にも編曲されており、またさまざま演奏会に数多く取り上げられている (例えば2007年のBBCプロムスの最後など)。

1974年にはイギリスの歌謡曲『 ショー・マスト・ゴー・オン』のイントロ部分とメロディーに使われている。 エレクトリカルパレードではこの曲の旋律が使用されている。

主題の一部はサックス奏者ブーツ・ランドルフの ヤケティ・サックスで使われている。この曲はベニー・ヒル・ショーをはじめとするコメディ番組でよく使われている。またピエロをモチーフにしたアメリカ合衆国のプロレスラー、ドインク・ザ・クラウンの入場曲として当曲の一部が使われている。

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ケネス・ジョゼフ・アルフォード(Kenneth Joseph Alford、本名:フレデリック・ジョゼフ・リケッツ(Fredrick Joseph Ricketts)、1881年2月21日 - 1945年5月15日)は英国の軍楽隊の作曲家である。ジョン・フィリップ・スーザになぞらえて「イギリスのマーチ王」と呼ばれた。

代表作の『ボギー大佐』は、後年『クワイ河マーチ』の名で映画『戦場にかける橋』のテーマ音楽に用いられ、国際的にいっそう有名になった。

1895年に王立アイルランド師団に楽隊員として入隊し、1927年に英国海兵隊の軍楽指揮者に任命される。1944年に少佐の地位を得て除隊。当時は軍人が外部に興味があると思われていなかったため、フレデリックは作曲家として偽名を用いた。ペンネームは長男の名(ケネス)と自らのミドルネーム(ジョゼフ)、母親の旧姓(アルフォード)を合わせて作り出したものである。19世紀イングランドの賛美歌作曲家ヘンリー・アルフォード(Henry Alford)とは別人であって、何の関係もない。